星暦(スターズ・センチュリー)329年。GOTT(銀河通商関税機構)のESメンバーの活躍によって、純潔の地球人「ノーヴルズ」の銀河脱出計画が暴かれ、彼らの権威は失墜した。この「地球人事件」によって、人類が銀河に進出して以来続いていたノーヴルズによる支配体制は終りを告げた。 しかし星暦0354年、高エネルギーの塊である惑星アズランティアを使って、銀河そのものを破壊しようとする者が現れた。後に「時間凍結事件」として歴史から抹消されたこの事件で多くの仲間が死傷し、伝説のESメンバー、エクレールとリュミエールも星の輝きに消えた。 星暦0379年。GOTTが再編された政府機関・GTO(銀河系貿易監視機関)では、イヴェール局長の下で様々な局員達が働いていた。喫茶室「Touch&Go」のウェイトレスのアスクールとク・フィーユも、その一員である。ESメンバー見習いでもある2人は、騒動を起こしたり巻き込まれたりと紆余曲折しながらも、少しずつ成長していく。 そんな中、ノーヴルズの復権を謳う政治結社「Gソサエティ」が行動を開始し、GTOの記念式典に現れ自作自演によってGTOの信用を貶め業務停止へと追い込む。そのリーダーは、かつてたった一人でGOTTを疲弊させた、時間凍結事件の首謀者ガクトエルだった。